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弁護士による債務整理@名古屋

「債務整理」に関するQ&A

債務整理をするとローンが組めなくなるのですか?

  • 文責:弁護士 上田佳孝
  • 最終更新日:2023年1月23日

1 債務整理を行うとローンが組めない?

債務整理を行うと、ローンが組めなくなると言われます。

しかし、一度、債務整理を行ったとしても、その後、住宅や車のローンを組む必要性が出てくることもあります。

では、一度債務整理をしてしまうと、その後、将来にわたってずっとローンを組むことができなくなるのでしょうか。

2 なぜローンが組めなくなるのか?

そもそも、なぜローンが組めなくなるのでしょうか。

それは、債務整理をすると、その事実が信用情報登録機関に「事故情報」として登録されることになります。

これがいわゆる「ブラックリスト」と呼ばれるものです。

なお、債務整理をしなくても、借入金の返済が数ヶ月にわたり滞ったりすると、「事故情報」として登録されることになります。

ローンなどの申し込みがなされた際、金融機関等は、信用情報を確認するなどして、ローンを通すか否か審査することになります。

このときに確認した信用情報に「事故情報」が登録されていた場合、金融機関としては、返済能力などに疑問を有することとなるため、ローンの審査が通らず、ローンが組めないという状況になるのです。

3 いつまで「事故情報」となるのか?

「事故情報」は一旦登録されると、ずっと(一生)登録されたままなのでしょうか。

仮に、ずっと登録が続くとすれば、一生ローンが組めなくなってしまいますので、いつまで登録されるのかは気になるところです。

「事故情報」の登録はいずれ消えます

ただ、債務整理の方法によって、登録期間が変わります。

登録されている期間としては、一般的に5~10年程度とされています。

4 「事故情報」が消えても組めない場合も

基本的には、「事故情報」が消えれば、ローンが組めることになります。

ただし、審査基準は、金融機関で異なりますので、一旦「事故情報」の登録が消えたとしても、審査が通りにくい金融機関もあります。

また、以前、債務整理を行った金融機関であれば、信用情報登録機関の情報だけでなく、自社の情報を参照することができるため、自己情報が消えてもローンが組めないこともあります。

そのため、どこの金融機関でローンを組むのか、申し込む際には注意が必要です。

5 債務整理に関するご相談

上記のように、どれだけの期間「事故情報」として登録されるのかは債務整理の方法にもよるので、債務整理を行うべきか否かについてお悩みであれば、正確な情報を確認するためにも、弁護士等の専門家にご相談ください。

当法人は、名古屋駅の近くに事務所があります。

悩まれたら、一度ご相談ください。

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